iPad mini 6 は外に持ち出す機会が増えると思ったため、テザリングの必要なしにすぐに使える Celler モデルを選択しました。
すると、次に必要になるのはモバイル通信用の SIM です。
「どこの SIM がいいかなぁ」とあれこれ考え、いくつか試してみて決めた SIM を紹介します。
モバイル通信用の SIM に求めるもの
スマートフォンとして iPhone を使っているので、新たに買い足す iPad mini 6 に入れる SIM はできるだけ安くしたいという気持ちがあります。
でも、ただ安いだけではなく、価格と自分が必要とする通信容量とのバランスがいいものがいいとか、いろいろ迷い始めてしまったので、いったん整理してみました。
- docomo、au、ソフトバンクのメインブランドは無理w
- 格安 SIM でも、できるだけ安い方がいい。
- 一カ月 で 3GB 程度は使えるようにしたい。
- よく使う月と、そうでもない月に対応できたらいいな。
- データ残の繰り越しができると心に余裕ができる。
- 通信品質もいいと嬉しい（混んでる時間帯とか）。
ahamo や povo、LINEMOが始まってから、それに対抗するように格安 SIM ブランドが次々と安くて魅力的なプランを展開しています。
NURO モバイル「 VS プラン（3GB）」からスタート
実は 2021 年 4 月から、サブ iPhone として使っている iPhone 7 で NURO モバイルの VS プラン（3GB）を使っていました。
このプランは先ほどした希望をかなり満たしていました。
- docomo 回線を選んでみたら、格安 SIM とは思えないほど快適だった。
- データ容量が 3GB で 627 円と 1,000 円を大きく切っている。
- データ繰り越しができる（一カ月分）のは予想以上に便利だった。
この中で、使ってみて一番驚いたのは回線速度です。
格安 SIM は昔の楽天モバイル（MVNOの頃）や IIJ mio などを使っていた時期があったのですが、当時は朝の 7 時～ 9 時、お昼休み、夕方 18 時 ～ 23 時などの時間帯に通信速度が極端に落ちて（0.3Mbps ～ 1.5Mbps とか）、本当に辛い思いをしました。
ところが NURO モバイルを使ってみると、どの時間帯でも通信速度がほとんど変わりません。
常に 30Mbps 以上は出ていて、調子がいいと 80 ～ 90 Mbps になることもあり、Web サイトも、動画もまったくストレスなく見ることができます。
これからはサブ iPhone の代わりに iPad mimi 6 を持ち出すようになるので、この NURO モバイルの SIM を iPad mimi 6 で使うことにしました。
次に povo を試してみました
iPad mini 6 を持ち出したときは、NURO モバイルの SIM で快適にネットを使えていたのですが、途中で一カ月間まったく外で使うことのない月がありました。
月に 627 円というのは十分安い料金なのですが「まったく使っていないのに 627 円」と考えると、なんとなくもったいないという気持ちが膨らんできました。
そこで「使う時だけ料金を払える」povo を使ってみることにしました。
自分が使うかもしれないプランは
- 使い放題 330 円（1 日）
- 1GB 390 円（7 日間）
- 3GB 990 円（30 日間）
の 3 つです。
ただ、最後の 3GB 990 円（30 日間）のプランなら、NURO モバイルの 3GB で繰越ありの 627 円の方がお得だし、こちらはデータ繰り越しもありません。
ということで、試しに「使い放題 300 円（1日）」と「1GB 390 円（7 日間）」を組み合わせて使ってみました。
外出した時の状況に応じて、選んで契約（購入かな？）するというのは今までにない経験で新鮮だったし、うまく使えばかなりお得だと思いました。
でも、同時に自分にとっての最大のデメリットに気づいてしまいました。
「めんどくさい…」
iPad mini 6 を手に取って外出したら、使いたいときにパッと開いて、すぐにアプリもネットも使いたいんです。
そのときの povo の契約状況を確認して、必要ならプランを申し込むとか、毎回やりたくないなぁと思ってしまいました。
日本通信「合理的シンプル 290 プラン」で決まり！
手間がかからず、安くて使いやすい格安 SIM はないなかぁと探していたところ、日本通信から「合理的シンプル 290 プラン」という、名前だけでも凄そうなプランが発表されました。
特徴は
- docomo 回線
- 1GB まで 290 円！
- 1GB を超えても 1GB あたり 220 円で増やせて上限も設定できる。
となっています。
まずは docomo 回線ということですが、実際に使ってみた結果、NURO モバイルの docomo 回線と同じように速くて、時間帯による速度低下もほとんど感じられません。
使っている地域が地方ということもあると思いますが、今の格安 SIM の速度は昔とは全然違うのかもしれません。
2 つめですが、1 ヵ月の最低料金が 290 円なので、一度も iPad mini 6 を持ち出さない月があっても、（自分の場合は）我慢できる金額です。
というか、1 ヵ月 290 円で大丈夫なのか？と日本通信が心配になる金額です。
そして、一番のポイントとなったのが最後の
「上限を決めてデータ容量を買える」
ということです。
現在、1 ヵ月の上限を 3GB に設定しているので、月の途中でデータ使用量が 1 GB を超えると自動的に 1GB 追加購入されて 2GB で 510 円になります。
さらに 2GB を超えると、また 1GB 追加されて 3GB で 730 円になります。
そして、使用量が 3GB を超えそうになったとき、上限設定がはたらいて自動購入がストップするので、月の料金が 730 円を超えることはありません。
また、上限を設定していても、追加購入した分までの料金となります（上限を 3GB に設定していても、使ったのが 1GB 以下だったら 290 円です）。
データ容量の上限設定と使った分だけの料金という柔軟なプランなので、データの繰り越しができないという点は十分にカバーできています。
iPad mini 6 にピッタリの SIM が見つかりました
iPad mini 6 で使う通信 SIM を選ぶにあたって、NURO モバイル、povo と試して、ようやく日本通信の「合理的シンプル 290 プラン」に落ち着きました。
さっと iPad mini 6 を持ち出して、快適な速度ですぐに使える。
あまり使わない月は料金を押さえられて、たくさん使いそうな月でも、上限設定で使いすぎにならないようにできる。
最初に考えていた条件をほぼ満たす SIM を見つけることができました。
この SIM との組み合わせで iPad mini 6 の活用の場がさらに広がりそうです。
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