Mac OS X の使いやすいと思うところ(1)何気ない操作が「しっくりくる」

Mac

2 台目の Mac である Macbook Pro を購入してから、徐々に Mac と Windows を使う時間が同じくらいになっていきました。
今では Mac 9 割、Windows 1 割にまでなっています。
理由はいろいろありますが、今思いついたものをざっと上げてみると
1.フォントがきれい(以外と大事です)
2.OS、アプリの操作で全体的な統一感がある
3.純正アプリが洗練されていて連携も自然なので、こまごまとした補完アプリがあまり必要ない
4.「プレビュー」(というアプリ)が素晴らしい!
5.iOS デバイスとの連携が Windows より密接(当然だと思いますが^^;)
6.普段の何気ない操作で「しっくりくる」ことが多い
7.ハードウェアの優雅さに性能が追いついてきた(異論は多いと思いますが主観なので)
8.アプリが充実してきて Windows でしかできないことが少なくなってきた
・・・等々
などがあります。
たくさんありますので、今回は「6.普段の何気ない操作で・・・」の例をあげてみます。
Mac も Windows も複数のアプリを起動して、それぞれを切替えながら操作することは多いと思います。
たとえば、Web ブラウザでネットを参照しながらブログを書くとき、Windows と Mac では微妙に操作感が違います。
<Windows の場合>
1.Web ブラウザで参照したいページを開く
2.ブログエディタをクリックして、フォーカスを切り替えてからブログを書き始める
3.参照している Web ページをスクロールする場合は、Web ブラウザをクリックして一旦フォーカスを移す
4.ページをスクロールさせて見たい部分を表示する
5.ブログエディタをクリックして、フォーカスを切り替えてからブログの続きを書く
<Mac の場合>
1.Web ブラウザで参照したいページを開く
2.ブログエディタをクリックして、フォーカスを切り替えてからブログを書き始める
3.参照している Web ページをスクロールする場合は、Web ブラウザ上にポインタカーソルを移動してページをスクロールさせ、見たい部分を表示する
4.ブログエディタでブログの続きを書く(フォーカス切替なし)

こうして、文章で書くとわかりにくいのですが、Mac の方が自然な感じで楽なのです。
Macデスクトップ
Windows と Mac では、操作性の設計に関する考え方の違いを感じます。
! Windows でアプリを操作するときは、必ずそのアプリに切り替えてから操作を行う(切り替えないと操作ができない)。
! Mac でアプリを操作するときは、アプリの上にマウスポインタがあれば、切り替わっていなくても、可能な範囲でそのアプリの操作ができる。
「選択していない(切り替えていない)アプリは使えない」というのは、考え方としては論理的というか、綺麗に整理された感じで何の問題もないように思います。
しかし、ブログを書きながら、となりの Web ブラウザをちょっとスクロールさせたいなと思ったときに、いったん Web ブラウザをクリックして切り替えなければならないのと、マウスポインタがあれば、切り替えなくてもスクロールしてくれるのとでは、後者の方が作業の途切れが少なくて作業が捗ります。
わかりにくい例になってしまったかもしれませんが、Mac を使っていると、上記のような「しっくり感」をいろいろな場面で感じるのです。
毎日パソコンに触れていると、この「しっくり感」がジワジワと効いてきて Mac を使う時間が長くなってくるのだと思います。

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