Apple Watch って何ができるの? その2「買い物も乗り物もピピッっと便利に」

Watch

腕に付けていれば「自分のこと(体の状態や情報)がわかって記録に残せる」というのが、最初に知った Apple Watch を使うメリットでした。
しかし、このときはまだ「時計以外の機能もあるんだなぁ」くらいの気持ちで、さらに突っ込んで調べることもしなかったのですが、今は毎日 Apple Watch を身に着けて生活しています。
今回は Apple Watch を買うきっかけになった「2 つ目に気づいた便利な機能」について書きたいと思います。

Apple Watch を買うきっかけになった出来事

何年か前の忘年会のときに、久しぶりに地元に帰ってきた友人を駅の改札口まで送ったときの話です。
発券機で切符を買うかと思っていたら、そのまま改札機に歩いて行き、左手の手首をセンサーにかざしてスルっと通っていきました(左手なのでちょっと体をひねっていた感じでしたが)。
えっ!と思って後で聞いたところ、Apple Watch の Suica で払ったとのこと。

iPhone に Suica を設定しておけば、改札でかざすだけで通れたり、コンビニなどで買い物ができることは知っていましたが、Apple Watch でも同じことができるとは思ってもいませんでした。
これを見たとき、反射的に「これは便利だ!欲しい!」と思ってしまいました。

いろいろと調べ始めました

自宅に帰り、酔い覚ましにお茶を飲みながらネットで Apple Watch について軽く調べてみました。
そのときに、わかったことは

  • 最新モデルは Series 3 らしい(当時)
  • 同じ Series 3 でもケースやベルトの素材によって値段が結構違う
  • iPhone との連携は必須(iPhone がないと使えない)
  • Apple Watch だけで電話ができるモデルもある
  • アプリが意外とたくさんある

ということでしたが、Apple の Web サイトを眺めているうちに、だんだんワクワクしてきてしまい「あっ、これはヤバいパターンだ」と感じたことを覚えていますw

Apple Watch の購入と 3 つのチャレンジ

そして ・・・ 一週間後には Apple Watch(Series 3)を腕に付けていました。
初めての Apple Watch だったので iPhone との紐づけやシステムの設定など、いろいろとバタバタしていたのですが、なんとか Suica を Apple Watch で使えそうなところまでこぎつけました。
後は実践のみということで、3 つのチャレンジをしてみることにしました。

チャレンジ 1「Apple Watch を使ってコンビニで買い物をする」

実はこの頃は、支払全般で現金やカード(普通に手で持てるカードです)を使っていたので、電子決済そのものが初めての経験でした。
「Apple Watch 支払い」でネットを検索して、Apple のサポートページに書いてある

Apple Watchを使って店頭での買い物の支払いをする

  1. サイドボタンをダブルクリックします。
  2. スクロールしてカードを選択します。
  3. Apple Watchの画面を非接触型カードリーダーから数センチ以内に近付けます。

https://support.apple.com/ja-jp/guide/watch/apdbe9c11bba/watchos

の手順に従って、サイドボタンをダブルクリック後に Suica を選んでおき、コンビニの店員さんに恐る恐る
「Suica で」
と伝えました。
「どうぞ!」
と言われて、そーっと Apple Watch をかざすと
「ピピッ」
と音がして無事に支払い終了。
「よかった、よかった」
と心の中でつぶやいていました。

チャレンジ 2「Apple Watch を使ってバスに乗る」

次はバスに乗ってみよう!と意気込んでいたのですが、ふとあることを思い出しました。
友人が改札口を通ったときは Apple Watch は何も操作しないで改札機にかざしていたんです。
とうことでネットで検索したところ、Apple の Web サイトに説明がありました。

Apple Watch

  1. iPhone で Watch App を開きます。
  2. 「マイウォッチ」タブを開き、「Wallet と Apple Pay」>「エクスプレスカード」の順にタップします。
  3. 新たにエクスプレスカードにしたいカードを選択してから、Apple Watch にパスコードを入力して認証します。
日本で iPhone や Apple Watch の Suica、PASMO、ICOCA を使う
日本では、ウォレット App に Suica、PASMO、ICOCA を入れておけば、iPhone や Apple Watch で Apple Pay を使って交通機関を利用したり、店舗で買い物したりすることができます。

どうやら「エクスプレスカード」というのに Suica を設定すれば、かざすだけで Suica が支払いカードとして使われるようです。
手順のとおりに設定を行い、ドキドキしながらバスに乗り込み Apple Watch を読み取り機にかざしました。
後ろに何人も人がいたせいか、正直、コンビニのときよりも緊張しましたが、無事に「ピピッ」と音がして乗車時に受け付けてくれたようです*1。
目的の停留所が近づき 2 度目の緊張感のなか、ついにバスが止まり、Apple Watch をかざすと
「ピピッ」
と無事に支払いができました。
ふと、初めて ETC のゲートを通ったときの達成感?を思い出しました。

*1 地方のバスなので乗るときに整理券を取って、降りるときに整理券から距離に応じた料金を払います。

チャレンジ 3「Apple Watch を使って電車(JR)に乗る」

コンビニで買い物ができて、バスにも乗れた、ということで最終目標である
「Apple Watch で電車に乗る」
の実践です。
チャレンジ 2 でバスに乗って駅まで来ていたので、そのまま改札口へ。
人の流れが途切れるのを待って、改札機に向かい Apple Watch をかざしました(やっぱり体はちょっとひねりますw)。
「ピピッ!」
やりました、ミッション完了です。
やっとここまでたどり着いたという気持ちと、ついに!という達成感があって嬉しかったです。

Apple Watch を使った支払いは思っていた以上に便利でした

Apple Watch を身に着けていればスマホや財布を取り出さなくても買い物ができる、バスや電車に乗れる。
地味だけど、日々の行動の中でよく行うことが簡単になる(時短になる)ので、シンプルに気持ちいいです。
「着けているだけで体の状態がわかって記録もしてくれる」のが Apple Watch の大きなメリットなのですが、「日常の支払いが簡単になる」というのもまた、強力なメリットだと実感しました。
今では、よく使うクレジットカードは Apple Watch に登録、ポイントカードは iPhone に入れたアプリで使うようになり、財布がかなり小さくなりました。

Apple Watch を使うようになって、以前より身軽に動けるようになった気がします。

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