前回の記事「2台目の Mac(Macbook Pro Mid 2009)」で書いたように、この時期から徐々に Mac を使う時間が増えていきました。
最初はキー配列や UI の振る舞いの違いからストレスを感じて、ちょっと触っては Windows に戻ったりしていましたが、次第にその使いやすさに気がつき始めました。
Mac OS X の使いやすいと思うところ(1)何気ない操作が「しっくりくる」
Macbook Pro を使い始めて数ヶ月ほどたった頃には、ハード・ソフトともにだいぶ慣れてきて、ほとんどの作業がストレスなくMac でできるようになっていました。
すると「どこでも好きなときに使いたい」という気持ちが湧いてきました。
Macbook Pro Mid 2009 は一般的なノートパソコンとしては、そんなに大きくも重くもないのですが、それでも 32.5cm × 22.7cm × 2.4cm で 2.04Kg あります( 13 inch )。
感じ方は人それぞれだと思いますが、自分にとっては気軽に持ち運べるサイズと重さではありませんでした。
出かけるときはバッグに入れて、「さあ持ち出すぞ!」という小さな決心というか、心構えが必要でした。
その時に自分が望んでいたのは、出かけるときに「さっと手にとって」持って行ける、例えるなら紙のシステム手帳のような感覚のノートパソコンでした。
そんなときに出たのが、Macbook Air Late 2010( 11inch)です。
29.95cm × 19.2cm × 0.3 – 1.7cm で、重さ 1.06kg !
もう、自分のイメージにピッタリでした。
しかし、この年( 2010 年)の 4 月に Macbook Pro を買ったばかりだったので、さすがに短期間に買いすぎだなと、じっと我慢していました。
毎日、Apple のページを見たり、Macbook Air のインプレッションやレビューのページを眺めているうちに、頭の中で「家では Pro、外では Air でいいじゃん」などと都合のいい理由が生成され、年を越えた 1 月にとうとう購入ボタンをクリックしてしまいました・・・。
こうして Macbook Air がやってきたのですが、使い始めると、外に持ち出すだけでなく家の中でも持ち運んで使うようになりました。
やはり、軽さ・持ちやすさ・手軽さは「持ち運び用」のノートパソコンの大きなポイントなのかもしれません。
Macbook Pro はというと、縦置きスタンドに設置して大型モニターを接続。常時、クラムシェルモードというディスプレイを閉じた状態で使う「超省スペース」の据え置きパソコンになりました。
持ち運ぶことがなくなり、モニターケーブルや電源ケーブルをはずす必要がなくなったため、デスクトップパソコンで行うような画像の管理・編集などの重い作業をするようになりました。
すごく使いやすかったのですが、作業が重くなればなるほど Macbook Pro の Core 2 Duo と 8G メモリでは処理が追いつかなくなってきて・・・(次の Mac の購入へとつながっていきます)。
こうして、Macbook Pro 購入から一年たたないうちに、Mac が 2 台に増えていました。
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